多武峰、談山神社大神神社を出て、多武峰の談山神社へ向かいました。私が以前からどうしても行ってみたかった神社です。 藤原鎌足をまつる談山神社は鎌足が中大兄皇子と蘇我氏討伐の談合をしたところからその名前がつきました。 桜井のほうへ向かうとなんだか雪がチラチラしてきました。 多武峰へ登っていくと雪の量が急に増えてきました。 談山神社が近づいてくるとまるで、山の下の町とは別世界の風景です。 雪、雪、雪、お~、寒。 やっと、着きました。 現存する唯一の木造十三重の塔は、室町時代の再建です。 境内には朱塗りの本殿や舞台造りの拝殿などがたたずんでいます。 春には桜が秋には紅葉が有名だそうです。 秋には平安の昔そのままに、優美な蹴鞠際が行われるそうです。 今日は雪がいっぱい降っています。 雪の中の談山神社もまたいいものです。 歩いていると少し温まります。 けまりの庭の前の神廟拝所に入ってみました。 中には鎌足公の像がありました。 拝殿の方へ行って見ました。 中には多くの興味深いものがありました。 鎌足が生まれてから中大兄皇子に出会い、この談山で語り合い、いつしの変を起こし、大化の改新へ繋がっていく過程を絵巻物にしたものがありました。 教科書か資料集で見たものを思い出しました。 蹴鞠もたくさん展示されてありました。 金、銀、赤、黄色。 鎌足や中大兄皇子もこのような蹴鞠を蹴っていたのでしょうか。 最後に東殿へ行きました。 ここでも、ちゃんとおまいりしておきましょう。 談山神社の境内を出ると、お土産物やさんがならんでいます。 こんにゃくの田楽がおいしそう。 ちょっとここでも一休み。 焼餅も頂いてちょっと元気が出てきました。 さて、最後は温泉です。 多武峰をくるくると降りて桜井へ向かいます。 藤原京を左手に耳成山を右手に見て畝傍駅の方へ向かいます。 途中にありました。 「あすかの湯です」うん、なかなかよさそう。 美人の湯、トゴール温泉、香り風呂など、なかなか素敵。 露天風呂では、テレビのあるまるで自分の家のリビングのように落ち着くお風呂と、その正反対に静かで雰囲気のある洞窟風呂もあります。 テレビのある炭酸泉檜風呂は少しぬるめのお湯で、洞窟風呂は少し熱めのお湯。 最初はぬるめに入って、あとから熱めでしっかりあたたまる。 なかなか心使いが細かくいい温泉です。 多武峰で体が冷え切っていたので、温泉で心からあったまって本当にいい気持ち。 お肌もつるつる、今日も一日本当にいい日でした。 さて、明日からもがんばるぞ~。 |